Papa's Spaghetti

パパのスパゲッティ

村上春樹は1日10km走るらしい

ブックオフの108円コーナーで面白そうな本を探していたら

風の声を聴け」というタイトルの本がパッと目に止まった。

著者はかの有名な村上春樹

 

少しページをめくって、自分好みの本と確信してから購入した。

村上春樹といえば、毎年ノーベル文学賞候補に挙がるくらい世界的に有名だ、というのは「風の声を聴け」を読み始めてから知った。

思い出せば、2015年にインド東部のダージリンでふらっと寄ったブックストアにも彼の本は置いてあった。

確か、あれは「ノルウェイの森」だった。

そんなこんなで「風の声を聴け」を買って、すぐに読み終わった。

人生で小説を最後まで読んだのは、これが初めてかもしれない。

小学生からついこないだブックオフの本棚に立つまで、自分から小説を読もうとした一度もなかった。

なぜだろう。

やはり、「答え」を探すために本を手に取ってきたからだと思う。

まだ“小説初心者”の僕がこう書くのはさらさらおかしいけれど、小説というのは愉しむことができて初めて価値が生まれるモノではないか、と感じる。

そう思うと、僕は今まで愉しむために本を開いたことはなかった、と「風の声を聴け」を読んでいて感じた。

これまで、精神を安定させるために多くの本を読んできた。その大半は、書店の自己啓発コーナーに置かれているような本。

自己啓発本」を読むというのは何か恥をさらしている、もっと言うと自分の弱みをさらけだす行為と思われているのかわからないけど、日常の会話の中ではあまり聞かないな。

自分は自己啓発本にだいぶ助けられた側の人間だから、自己啓発本を読むことに全く違和感を感じない。

自己啓発本というと、なんだか「意識高い系」が読むジャンルと思われがちだけれど、心が不安定で拠り所がない人たちにとって、大事な存在だと個人的には思っている。

そろそろ、話を村上春樹に戻そう。

「風の声を聴け」は、1960年代っぽさが良い。

読んでいて、無性に「ビール」と「煙草」を飲み「セックス」をしたくなった。

残念ながら、これら3つは今の時代には不必要な扱いを受けているようなものばかりだが。

「風の声を聴け」を読み終わって村上春樹にハマった僕は、さらに「職業として小説家」と「海辺のカフカ(上)」を立て続けに読んだ。

そして、今は「走ることについて語るときに僕が語ること」読んでいる。

村上春樹は、マラソンやトライアスロンに定期的に出場するくらい体を動かすこと、特に走ることが大好きみたいだ。

マラソン大会の準備期間中は、1日10kmを目安に道路を走るらしい。

試しに、今日僕もジムのランニングマシーンで10kmを走ってみた。

明日は1日ベッドで過ごすことになりそうだ。