Papa's Spaghetti

パパのスパゲッティ

100人以上の中国人学生が住む寮の清掃員を3ヶ月やった話

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人生はおもしろい。

なにか新しいことをやってみようと、外に出てみると新しい道が突然目の前に現れるときがある。

その道は整っていないことの方が多いが、もうそんなときはノリで進むぐらいしかできないのである。

そんな感じの思考の過程を経て、100人以上の中国人留学生が住む寮の清掃員を約3ヶ月やってみた。

 

 

「中国人の学生寮くらい改革できなければ世界は変えられない」

そんなふざけたスタンスで中国人学生寮の清掃人になって、個人的に思い出に残っていることを書き出していこう。

 

中国人学生寮の清掃員としての思い出ベスト5つ

 調理時に使う油の量が凄まじい

まず、僕は中国人学生寮の清掃初日に度肝を抜かれたのは「油」

キッチンの天井全面に、今にでも降ってきそうな油がべっとりと付いていた。

とりあえず、キッチン全体が油でコーティングされていてテカりまくって

いた。

"あぁ、清掃初日でとんでもない仕事を引き受けてしまった"と本気で思った。

 

持ってる靴の数が半端ない

清掃を担当した寮は6フロアあって、ひとつのフロアに約20人くらい住んでいた。

合計でいえば、ざっと120人くらいだろうか。

しかし、廊下に置かれている靴の数だけみると、確実にもっと多い。

"このフロアだけで何百人住んでいるんだ"

いつもそう思いながら、廊下の清掃をしていた。

 

鳩が洗濯機の裏で後尾しシンクの下で卵を産んでいた

少し中国人のライフスタイルに慣れてきた頃に起こった事件。

鳩がシンクの下で卵を産んでいた。

さすがに、この場合の対処法は浮かんでこない。

鳩がシンクの下で卵を温めている場合の対処法」なんてわからない。

しかし、一番驚いたのは中国人留学生が鳩にお構いなしで料理していることであった。

カルチャーショックだ。

 

ゴミを分別させる難易度が高すぎる

清掃でキッチンを綺麗にして終わりではない。

ゴミ出しまで終わった瞬間に一日の清掃が終了する。

しかし、このゴミ箱の中がカオス。

分別ができていない。

死んだインコがゲージごとプラスティックのゴミ箱に打ち込まれていた。

ここらへんで清掃員としてのメンタルが崩壊し始めた。

 

清掃の最中に飯をごちそうされまくった

楽しく話しながら仕事をしたいという理由から、中国人留学生とはコミュニケーションを取るようにしていた。

どんどん顔なじみが増えていくと、面白いことが起こり始めた。

キッチンの清掃中に、多くの中国人留学生がご飯をごちそうしてくれるのだ

中国っぽい辛いスープ、アサリを中国の辛い調味料で炒めたもの、野菜炒めにスイカなど、たくさんの食べ物をくれた。

僕は清掃中にお腹が減ったら、調理中のキッチンを探すようになった。

お腹が空いては戦はできぬ。

 

「お疲れ様」と声をかけてくれるひとがいた

中国人留学生の寮を清掃してゆく中で嬉しいことも多々あった。

次第にみんなが「お疲れ様」と清掃中の僕に声をかけてくれることはそのひとつだ。

清掃をしてもどうせ数時間後にまた汚くなる。

それが清掃という仕事だ。

だから、仕事としてモチベーションを保ちつづけるのは難しい。

ぼくには無理だった。

しかし、"どんな仕事でも見てくれている人はいるかもしれないなぁ"と思ったのである。

 

まとめ : ぼくにはまだ世界を変えることできない

清掃員としての経験が皆無にもかかわらず中国人留学生寮を清掃を担当する。

これは、「英語が喋れないのにセネガルで起業する」と言っているのと同じだ。

そもそもセネガルはフランス語圏なのだ。

そう。僕には世界を変えることはできないということだ。